ガテン休刊
リクルート社発行の現業系転職情報誌・ガテンが本日で休刊します。
創刊はおにくが東京へ転勤して2年目でした。
当時の誌名は横文字(GAT'N)で、隔週刊だったと思います。
この年、同じ滋賀県出身の上司と二人で取り組んでいた新規事業
(高学歴エンジニア向け外資系転職情報誌の発行)が行き詰まり、
情報誌は創刊からたったの4号で廃刊してしまいました。
1年弱のプロジェクトでしたが、極端にマンパワーが足りないため
企画・調整・取材・撮影・編集・デザイン・入稿・校正・下版と
すべての工程の実務に携われたことは大きな財産です。
その後、おにくは引き続き外資系企業をクライアントとしながら
Tech B-ingや、とらばーゆなどR社のメディアを再び取り扱うこと
になり、元上司は錦糸町に新規オープンする営業所の責任者として
赴任されることになりました。
錦糸町は下町エリアのターミナル駅。
少し離れれば町工場や倉庫だらけです。
元上司の新たなミッションは、GAT'N事業を成功させることでした。
開所式にはR社の名物部長M井さん。この方も滋賀県のご出身で
クールな見た目からは想像できないパワフルな営業マンでした。
現在は独立されて、ヘッドハンティング会社を経営されています。
その開所式にて元上司&名物部長から
おにくよ~、GAT'Nも売ってくれや~。
バンバン宣伝するから効果は心配いらん。
万が一のときも骨は拾たるがな。
おまえ○ップル・コンピュータ(現○ップル)担当してるんやろ?
GAT'Nの創刊号に○ップルが載ったら伝説になるで。
おにくよ~、いっしょに伝説作ろうや~。ダメ元で営業してくれよ~。
と執拗にプレッシャーをかけられました。
で、おバカなおにくは本当に○ップル・コンピュータへ提案してしまいました。
当時の人事部長の口から出た言葉は
おにく君、まさか本気で言ってないよね?
(その後しばらくアポイントをもらえなくなりました)
商談結果を錦糸町の元上司に電話で報告しました。
私:撃沈しました。
元上司:ガハハ、おまえほんまに提案したん?やるわけないやん。
私:怒らせたかもしれません。
元上司:そら怒るかもな。
私:どうしましょう…
元上司:自分で考えたら?
私:そうおっしゃると思ってましたよ。期待した私がアホでした。
元上司:待て待て。次は○ンテルどうや?
私:もうその手には乗りません。
元上司:伝説になるで!
その後、GAT'Nが創刊し、おにくも何社か広告を掲載しました。
外資系の半導体検査装置メーカーも載せたっけ。
一番印象に残っているのは、千葉の豆腐屋さん。
動物博士を目指して米国に留学していた一人息子が
実家の経営危機を救うため、夢をあきらめて後を継ぎ
自分の右腕となる豆腐職人を採りたい!というリクエストでした。
この広告で大卒の元証券マンが採用できて、
GAT'N広告名人大賞を受賞できました。
制作部門の賞に営業マンがノミネートされたので
そのときは周りがちょっと騒がしかったなぁ。…伝説にはならなかったけど。
勤続26年の元上司から、本日付けで退職すると連絡がありました。
明日いっしょに飲みに行きます。
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